一心塾だより 第5号
瞑想をきちんと習得したいと願う人達が最終的にたどり着く一つの
1,長く息を吸いながら、長く息を吸っていることを知る。長く息を吐きながら、長く息を吐いていることを知る。
2,短く息を吸いながら、短く息を吸っていることを知る。短く息を吐きながら、短く息を吐いていることを知る。 3,息を吸いながら、全身に気づく。息を吐きながら、全身に気づく。このように瞑想する。 4,息を吸いながら、全身を静める。息を吐きながら、全身を静める。このように瞑想する。
呼吸の観察することによって呼吸が心に影響し、心が呼吸に影響することがわかります。そして呼吸への気づきは身体への気づきと同 じであることもわかってくるでしょう。 次第に身体の活動が静まってきて、呼吸も心も静まってきます。 5,息を吸いながら、喜びを感じる。息を吐きながら、喜びを感じる。このように瞑想する。
6,息を吸いながら、幸福を感じる。息を吐きながら、幸福を感じる。このように瞑想する。 7,息を吸いながら、思いの形成に気づく。息を吐きながら思いの形成に気づく。このように瞑想する。
8,息を吸いながら、思いの形成を静める。息を吐きながら、思いの形成を静める。このように瞑想する。
自分自身の感覚に気づきつつ、喜びと幸福感を育てる瞑想です。感覚はあなた自身です。あなたがその面倒を見てあげなければ、誰が 代わってくれるでしょうか。7、8では雑念から生じる感覚に気づ くようにすることで、それが静まっていく段階です。
7、8はこれをセルフ・フォーカシングと言ってもいいかもしれま