from 一心塾 ー 心身教育研究所 ー

カウンセリング、フォーカシング、仏教、ヨーガ

フォーカシング・サンガ、今回の収穫

 1泊2日のフォーカシング・サンガ(出雲)が終わりました。今回の収穫。

  • フォーカシングの練習において、語り手と聴き手に対し「語り手が一番言いたかったことにたどり着くように共同作業してください」と指示すると、割と上手くたどり着いた。最終的に目指すところを示して、途中は試行錯誤でがんばってもらうほうが身につくかも知れない。また「共同作業」という言葉も、リスナーを気楽にさせ、語り手にも責任を持たせる意味で良かったと思う。
  • 誰かの語りの後、その人に対して感想を述べることを「ギフト」と称しているが、「褒め」のニュアンスを盛り込むことで、語り手の自己肯定感は非常に高まることがわかった。それは普通のフォーカシングのセッションでうまく気持ちの変化に至らなかった場合でも、確実な変化をもたらすという実例を、今回は多くの参加者が体験した。