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from 一心塾 ー 心身教育研究所 ー

カウンセリング、フォーカシング、仏教、ヨーガ

フォーカシング入門 2 心の整理法

 心の中にはいろんなことがゴチャゴチャ詰まっていて、なかなか整理がつかないものです。ちょうど家の中や自分の部屋がすぐに散らかってしまうのと同じです。心に余裕があるときは「片付けでもしようか」という気持ちになりますが、忙しかったり、気になることがたくさんあると、心の中も散らかり放題になっていきます。

 そんなときに誰かに話を聴いてもらったり、後で説明する「心の整理法」を行うと、図のようにゴチャゴチャの心が整理されてすっきりします。心に余裕ができると心の中に「客間」ができて、人の話をよく聴けるようになります。
 心の整理法は、フォーカシングの第一段階としてよく行われる方法です。気になることを一つ一つ言葉にして、それを自分の周りのどこかにイメージとして置いておきます。私は気になることを「雲」のイメージにして紙に描くという方法をよく使います。「雲のワーク」という名前をつけています。小学校高学年から大人まで使える方法です。

 A4の紙の下の方に一本線を引き、上が空、下が地面です。空の方に雲を描いて、その中に気になることと、そのことを思ったときの気持ちを書きます。雲は雨を降らせたり、雷を描いたり、気持ちに合わせて表情をつけるといいです。
 地面の方には願い事を書きます。心が整理された後には今自分が本当に願っていること、目標、夢などがはっきり自覚されるものです。自覚できると、それに向かってエネルギーを集中できるようになります。

(この記事は今年1月にスクールカウンセラーだよりとして発行したものです)