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from 一心塾 ー 心身教育研究所 ー

カウンセリング、フォーカシング、仏教、ヨーガ

自己は関係によって生じる

 私たちが自己を意識するのは何かと出会い、関係を持つときではないでしょうか。自己はもともとあったわけではありません。何かと関係するとき、相手の存在(人間であれば相手の自己)をまず認識し、相手とかかわりを持とうとしている自己を認識せざるを得ないのです。
 「相手に比べ自分は貧相だなあ」とか「この人なら未熟な私を導いてくれそうだ」とか「このゲームなら自分の実力でもクリアできそうだ」とか、例はいくらでも挙げられます。
 もし私たちに五感というものが無く、自分の周りに何も感じることができないなら、言葉さえも必要ないし、それはいったいどんな世界なのか想像も付きません。自己しかない状況とは、すべてが自己なのですから、それを敢えて自己という必要もなく、生きているのか死んでいるのかさえもわからない、そんな世界なのでしょう。
 感覚というものが一つでも備わっていることに感謝です。あなたがいて、私がいる。すばらしいことだと思いませんか。