読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

from 一心塾 ー 心身教育研究所 ー

カウンセリング、フォーカシング、仏教、ヨーガ

フルーツイメージ法

「桃イメージ法」という、トラウマケアの方法をフォーカシングにもとづいて開発したのだが、これは僕が「心は桃のようなもの」という詩を作ったのがきっかけ。でもあれから色んな人に、「心を果物にたとえたら何?」と尋ねたら、「みかん」「りんご」「いち…

ぴったり言葉のワーク

毎月行っているフォーカシングの研修会、「フォーカシング・サンガ」では、最近「ぴったり言葉のワーク」を毎回行っています。フォーカシング・サンガでは8人位で輪になって座り、その中で語り手と聴き手の二人が、ちょっと向き合うようにして座り、フォーカ…

心の成長

皆さま、ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか。 私はなんの予定も立てず、ふらっと山を歩いてみたり、読書したり、畑をいじったり、長めの瞑想に取り組んだりと、のんびり過ごしています。 新緑の山で風がそよぐと、とてもやさしい気持ちになります。…

マインドフルネスとフォーカシング

この3月に創元社から『マインドフル・フォーカシング』という本が出た。アメリカのフォーカシング指導者でチベット仏教に造形の深いDavid Rome氏が満を持して著した本だ。私のフォーカシングの師匠である日笠摩子先生と友人の高瀬健一氏が訳してくださった…

こころの天気瞑想

今日のヨーガ教室では「こころの天気瞑想」を実践していただきました。アーサナを45分行って、呼吸法を5分、その後次のように教示しました。 「気持ちをうまく表現できるとスッキリするものですが、言葉ではなかなか表現できないし、伝える相手がいないこと…

フォーカシングとマインドフルネス

昨年、長野県の戸隠での「フォーカサーの集い」にて「フェルトセンス再考」というタイトルで出店したところ15名ばかりの方がおいでくださり、熱い議論が展開した。続く大正大学で行われた日本人間性心理学会でのシンポジウム、「仏教と心理学が学び合う」で…

フォーカシング・サンガ、今回の収穫

1泊2日のフォーカシング・サンガ(出雲)が終わりました。今回の収穫。 フォーカシングの練習において、語り手と聴き手に対し「語り手が一番言いたかったことにたどり着くように共同作業してください」と指示すると、割と上手くたどり着いた。最終的に目指す…

フェルトセンスは「空」・・・その4(formed sense)

フェルトセンスは二つの意味で捉えられている。これがフェルトセンス理解の混乱を招いている。 フォーカシングに長年親しんでいる人は「状況に対するからだの反応」をフェルトセンスと捉えている傾向があり、割と経験の浅い人は「からだに感じられる違和感」…

フェルトセンスは「空」・・その3(縁起)

「フェルトセンス=空(くう)」とするためには、仏教側から空について解説する必要がある。 空とは実体がないということ。諸条件が織り成されることで現象として何かが現れたりもするが、条件が変わればまた消滅する。まさに空(そら)に浮かぶ雲のごとしで…

フェルトセンスは「空」・・その2「マインドフルネス」

前回は、フェルトセンスはからだにおける「雲」だけを指しているのではなく、「大気」全体を指していることを述べた。ただし大気全体を「フェルトセンス」と言うためには、全体をまんべんなく意識できている必要がある。その状態を「マインドフルネス」とい…

フェルトセンスは「空」・・・その1

空(そら)の話からしよう。空は大気に満たされている。気温や気圧、上空の風、海の温度、季節、前線など非常に複雑な条件の下に今日ただいまの天気が成され、我々はそれを体験している。 私たちのからだの中にも同様の「大気」が満ちている。その大気は生き…

雑談フォーカシング

恒例の「夏の会」(島根学校教育相談学会主催2泊3日)に世話人として参加してきました。今回はフォーカシング・サンガのやり方を踏襲しつつ、「雑談フォーカシング」という新しい試みを取り入れました。 円座して雑談しながら、ちょっと気持ちの入った話題に…

代理トラウマ

幼い子は家族が抱えるトラウマにからだで共感してしまって、訳もわからず傷ついてしまうことがあります。これを「代理トラウマ」といいます。 先月カナダからマリーンというパワフルおばさんがフォーカシングの研修講師として博多にやってきたときに学んだこ…

フォーカシング入門 4 観察する力

前回はマイナス思考してしまっている自分に素早く気づいて、呼吸を意識することでそれを切り抜けるという話題でした。 マイナス思考の他にも、人や物事のマイナス面ばかりを考え続ける“批判思考”、何か腹立たしいことに気を奪われて、ますます腹立たしくなっ…

フォーカシング入門 3 うつ状態の改善

うつ病とまでは行かなくても、多くの人がうつ状態を体験しています。例えば誰かから目線をそらされたときに「自分は嫌われている」と思い込むとか、ちょっと胸に痛みを覚えたりしたときに「もう死ぬのではないか」と思い込むなど、事実ではないことについて…

フォーカシング入門 2 心の整理法

心の中にはいろんなことがゴチャゴチャ詰まっていて、なかなか整理がつかないものです。ちょうど家の中や自分の部屋がすぐに散らかってしまうのと同じです。心に余裕があるときは「片付けでもしようか」という気持ちになりますが、忙しかったり、気になるこ…

フォーカシング入門 1

何だかわからないけどイライラしたり、どうしていいかわからなかったり、やらなければならないのにやる気が起きないとか、私たちは自分を持て余すものです。人生を無駄にしているようで焦ってみても、だからといって「これでいい」という感じはなかなか得ら…

フォーカシングのすすめ

前回、受容と理解について相手に一切期待しない方が良いと書いたのですが、そう言い切られると辛くなる人もいらっしゃるだろうと思います。どうにも自分の気持ちを持て余してしまって、誰かに理解されたい、受容してもらいたいと願うのは自然なことでしょう…

感情消化力2

私たちの感情はどのように消化されるのだろうか。私はヨーガを長年教えているので、毎日瞑想する習慣を持っている。瞑想中、さまざまな雑念がやってくる。ポーズを行っている最中も雑念はやってくる。しかし雑念はやがて消えて行く。このとき感情が消化され…

感情消化力

心は感情を消化し、それを心のエネルギーに変える機能を持っている。心と胃はとてもよく似ているのだ。ところがストレスがかかることで感情の消化力は低下する。そして消化しきれない感情が身体に溜まって、それがまたストレスの元となる。つまり悪循環が起…

自己とフォーカシング

自己とは大きなフェルトセンスであると思う。普段は自己にどっぷりはまっているので、自己についてフォーカシングすることはできないけども、自己をフェルトセンスと考えてみれば、案外自己から少し離れてまじまじと眺めてあげることもできるだろう。禅とは…