from 一心塾 ー 心身教育研究所 ー

カウンセリング、フォーカシング、仏教、ヨーガ

創作について思うこと

「こころの天気描画法」を学校などでよく行うものですから、私は多くの子どもの描画に触れてきました。絵というものは、今のその人の心の状態がほんとうによく表れるものだと思います。子どもたちがお絵かきをとても好むのは、表現したいという純粋な欲求か…

「悟り」とフォーカシング

秋本番ですね。リンゴ、栗、柿、ピオーネ、色とりどりの果物が店先に並んでいるのを見るだけで幸せを感じます。僕は食べ頃のキウイを二つ買い物かごに入れ、明日の朝食の満足感を想像します。 「僕はキウイが好きだ」と思うとき、僕はキウイが好きな「自分」…

自己肯定感について

対人恐怖というのは日本人に特有の症状であることをご存知でしょうか。また最近の国の調査によると、「自分のことが好き」と答える日本の若者は45%、他国は約80%と著しく日本の若者が低い結果になっています。この二つのことは恐らく関連があるのだと思い…

無心

瞑想のときにでてくる様々な想念は、マインドフルネスを保つには邪魔になるけど、無視するにも忍びないという思いがあって、大変難しい問題だと感じてきました。しかし座禅や瞑想の専門家がこれについて言及しているのを滅多に目にしません。つまり想念は「…

自己肯定感

ある校長先生と、「自己肯定感の低い子どもが多いね」なんていう話題から、「ところで自己肯定感と自己有用感と自尊感情とどう違うの」という話になり、確かに言われてみると微妙に違うんだろうなと考えているうちに思い至ったことがある。 そもそも仏教では…

正直であること

ヨーガ修行の最初は「ヤマ」(禁戒)を身につけることであると言われています。非暴力、盗まない、嘘をつかない、貪らない、禁欲の五つがあります。 非暴力については以前、このブログで少し触れたが、嘘をつかない、つまり「正直であること」もまた守り難い…

フルーツイメージ法

「桃イメージ法」という、トラウマケアの方法をフォーカシングにもとづいて開発したのだが、これは僕が「心は桃のようなもの」という詩を作ったのがきっかけ。でもあれから色んな人に、「心を果物にたとえたら何?」と尋ねたら、「みかん」「りんご」「いち…

当たること、当たられること

家族や友だちにグチられたり、感情的に当たられたりすることは良くあると思います。あるいは、あなたがそのようにしているご本人かもしれませんね。 昔、私はある友人からよく当たられることがありました。私が担当している役割をマジメにやっていないとか、…

ヨーガの「戒(かい)」について

ヨーガのアーサナ(ポーズ)、呼吸法、瞑想についてはよく知られていますが、実はヨーガの修行にはその前段に「戒」があります。禁戒と勧戒に分かれ、全部で10項目ありますが、今回は禁戒の第一番「非暴力」について考えてみましょう。ごく当たりまえの道徳…

メメントモリ

メメントモリとは「いつか死ぬことを忘れるな」という意味のフランス語です。30年前に私もインドでヨーガの師に言われたことがあります、「自分の葬式のことを思え」と。それから仏教僧になったこともあって、死のことはずっと思索を続けてきました。そして…

気づきとフィードバック

マインドフルネス・ヨーガでは、アーサナ(ポーズ)を行うときに、最初に刺激のあるところの感じに気づくようにします。たとえば図の前屈のアーサナでは、膝の裏、太ももの裏、腰などに刺激がありますので、最初は自然とそこに意識が行きます。頑張って伸ば…

ぴったり言葉のワーク

毎月行っているフォーカシングの研修会、「フォーカシング・サンガ」では、最近「ぴったり言葉のワーク」を毎回行っています。フォーカシング・サンガでは8人位で輪になって座り、その中で語り手と聴き手の二人が、ちょっと向き合うようにして座り、フォーカ…

心の成長

皆さま、ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか。 私はなんの予定も立てず、ふらっと山を歩いてみたり、読書したり、畑をいじったり、長めの瞑想に取り組んだりと、のんびり過ごしています。 新緑の山で風がそよぐと、とてもやさしい気持ちになります。…

マインドフルネスとフォーカシング

この3月に創元社から『マインドフル・フォーカシング』という本が出た。アメリカのフォーカシング指導者でチベット仏教に造形の深いDavid Rome氏が満を持して著した本だ。私のフォーカシングの師匠である日笠摩子先生と友人の高瀬健一氏が訳してくださった…

こころの天気瞑想

今日のヨーガ教室では「こころの天気瞑想」を実践していただきました。アーサナを45分行って、呼吸法を5分、その後次のように教示しました。 「気持ちをうまく表現できるとスッキリするものですが、言葉ではなかなか表現できないし、伝える相手がいないこと…

母子のお散歩瞑想

先日はヨーガ教室で「犬の散歩」をイメージした瞑想指導をしたのですが、今日は少し“格上げ”して犬から幼児になってもらいました。 「あなたは幼児です。あっちにとことこ、こっちでしゃがみ込んで、道ばたの興味深い虫や草花に気を取られます。そばにお母さ…

前世で叶えられなかった欲求が・・・

月例の「ヨーガ読書会」を行いました。本は『ヨーガといのちの科学』by スワミ・チダナンダ師。 今日のところは人間を構成する3つの体について。 一つは肉体。これは「粗雑体」と呼ばれます。二つ目は「微細体」。気、思考、理性などもヨーガ的には一つの“か…

犬も歩けば

「十牛図」をご存じだろうか。禅の悟りのプロセスを表すとされている。 これにヒントを得て、マインドフルネス・ヨーガ流に瞑想の方法を犬の散歩の様子に喩えて説明してみよう。 飼い主Aは道草したがる犬を無理に引っ張り飼い主に従わせようとする。 飼い主…

フォーカシングとマインドフルネス

昨年、長野県の戸隠での「フォーカサーの集い」にて「フェルトセンス再考」というタイトルで出店したところ15名ばかりの方がおいでくださり、熱い議論が展開した。続く大正大学で行われた日本人間性心理学会でのシンポジウム、「仏教と心理学が学び合う」で…

2014年05月30日のツイート

@kankeri_1: 今日は中学校のPTAで講演。全部川柳で攻めてみた。<決めゼリフ「だから言ったでしょ!」の無責任><「くそばばあ」子どもは嘘をつきません><悩み事 親に言っては後悔し><安心を子に求めたい親心>そして、<ほめられたい 受け入れられたい…

2014年05月26日のツイート

@kankeri_1: フォーカシング・サンガのご案内。6月7日(土)13:30〜16:30 島根県の松江市総合福祉センターにて。参加費は2000円、定員8名(要予約)。詳しくは心身教育研究所ホームページ http//sinsined.com をご覧ください。2014-05-26 22:29:16 via Twitt…

2014年05月06日のツイート

@kankeri_1: フォーカシング・サンガin東京、やります。 5月18日(日)13:00?18:00 、JR西日暮里駅近く(参加者に通知)、参加費:6000円。「こころの天気」、ヨーガ、瞑想も取り入れて行います。お申し込みはtsuchie.shoji@gmail.comまで。2014-05-06 23:26:…

2014年04月05日のツイート

@kankeri_1: 「甘え」を考えると、「わが子は救い難いが、他人の子なら救える」という結論が見えてくる。甘え合う関係の中での自立は困難だからだ。子どもがたくさんの素敵な大人たち(=生き方を見せてくれる人たち)に出会う環境が大事だ。2014-04-05 09:1…

2014年03月02日のツイート

@kankeri_1: 思考は酸素を消費する?(ヨーガ教室での講話より) URL2014-03-02 00:08:00 via Hatena

思考は酸素を消費する?(ヨーガ教室での講話より)

ヨーガ教室の最後の15分は呼吸法と瞑想です。呼吸法は2種類。左右交互ふいご呼吸と左右交互鼻呼吸です。ふいご呼吸は素早い呼吸なので、血液中の酸素濃度を高めます。するとその後しばらく無呼吸状態になります。この時、非常に集中力が高まり、またとても良…

2014年02月20日のツイート

@kankeri_1: 「人は一人では生きていけない」とよく言われるけど、そうかな。でも「人は一人では幸せになれない」とは断定できる。「一人で幸せになろう」という幻想や無駄な試みを捨てよう。2014-02-20 11:45:45 via web

自信を高め維持する(ヨーガ教室での講話)

今日は自信についての話です。自信というのは心のエネルギーみたいなものですね。自信が溜まってくると考え方が前向きになって、なんでもがんばれるのでしょうが、自信がなくなってくると、あまり外に出たくないですし、人と話すの億劫になるでしょう。免疫…

フォーカシング・サンガ、今回の収穫

1泊2日のフォーカシング・サンガ(出雲)が終わりました。今回の収穫。 フォーカシングの練習において、語り手と聴き手に対し「語り手が一番言いたかったことにたどり着くように共同作業してください」と指示すると、割と上手くたどり着いた。最終的に目指す…

からだの声を聴くこと (ヨーガ教室での講話)

今日は初めての方が多くいらっしゃるので、ヨーガを行う際の基本的なことをお話しします。 絶対に無理をしないこと。からだの声を聴きながら、きつくなってきたら、周りがみんながんばっていても、一人だけさっさと楽な姿勢になることです。でもこれがなかな…

脳細胞の初期化?(ヨーガ教室にて講話)

小保方晴子さんのSTAP細胞には驚かされた。「細胞にストレスを与えると、どうにか生き延びようとして幹細胞に変化するのでは?」と考えて、ありとあらゆる刺激を与えてみたという。比叡山の千日回峰行など、死ぬほどの苦行が尊ばれるのは脳細胞の初期化を期…